- 1. 1)SEO対策とは
- 1.1. 検索エンジンに評価されるための施策
- 1.2. ユーザーに支持されるホームページ作り
- 1.3. ホームページの信頼性を構築する
- 2. 2)SEO対策の必要性
- 2.1. 検索結果で上位表示する
- 2.2. ホームページを多くの人に見てもらう
- 2.3. 検索エンジンからの集客や広告の効果を高める
- 3. 3)SEO対策のアプローチ
- 3.1. コンテンツSEO
- 3.2. 内的SEO
- 3.3. 外的SEO
- 4. 4)基本的なSEO対策
- 4.1. キーワードの精査
- 4.2. ホームページの機能調整
- 4.3. スマホ・タブレット対応
- 4.4. 検索エンジンへのアピール
- 5. 5)SEO対策の注意点
- 5.1. SEOの方針は変化する
- 5.2. ホームページの本来の目的を忘れない
- 6. 6)まとめ
1)SEO対策とは
検索エンジンに評価されるための施策
SEO対策とは「検索エンジン最適化」のことを言います。
検索エンジンに良いホームページであると認識させることで検索されたときに上位表示できるようになります。検索エンジンに評価されるためには良いコンテンツで構成したホームページであることが重要です。コンテンツの内容、外的SEO・内的SEOからアプローチを行うことをSEO対策と呼んでいます。
ユーザーに支持されるホームページ作り
検索エンジンに評価されるホームページとは、ユーザーに支持されるホームページです。検索エンジンは、インターネット上の情報を検索し、ユーザーの利便性を向上させることが役割です。検索エンジンに評価されるということは、仕組みに答えればよいということではありません。結果的にホームページを閲覧するユーザーにとって質の高いコンテンツである必要があります。
つまりSEO対策とは情報を必要とするユーザーの意図をくみ取り、デザインや操作性も含めて多くの人に支持されるホームページを作るということです。
ホームページの信頼性を構築する
SEO対策では検索エンジンやユーザーの評価を待つのではなく、高評価を得るホームページを意図的に構築します。SEO対策は思い付きで行うものではありません。ユーザーが求めている情報や検索エンジンが高い評価を与える基準を模索してコンテンツを作り上げていきます。SEO対策では検索エンジンやユーザーからの信頼性を高め、その結果多くの人に閲覧してもらえるようになります。
2)SEO対策の必要性
検索結果で上位表示する
SEO対策を行う最も大きな目的は、関連ワードで検索されたときに出る検索結果で上位に表示させるためです。制作したホームページの存在をユーザーに気付いてもらうには検索結果で上位に表示される必要があります。
例えば、自分で何かを検索したときどのようにホームページを選ぶでしょうか?検索結果を数十位、数百位まで見るという人はいるでしょうか?検索結果は表示が10位以下になるとアクセス数が格段に下がります。そのため検索結果を上位に表示するSEO対策が必要になるのです。
ホームページを多くの人に見てもらう
ホームページにアクセスする方法はいくつもあります。
・URLから直接アクセスする
・企業名・店舗名・ホームページ名からアクセスする
・関連したキーワードからアクセスする
URLや名前からホームページからアクセスするユーザーは既にホームページの存在や名前について知っている人たちです。ここからのアクセスを獲得するためにはURLや店名を直接教えたり、手配りのチラシを配ったりなど、人から人への宣伝を行わなくてはなりません。
SEO対策を行い、関連する検索ワードで上位表示されるようになると、まだホームページや名前を知らなかった多くの人たちとつながることができます。もっと多くの人にホームページや自社の情報を発信するためにもSEO対策が必要です。
検索エンジンからの集客や広告の効果を高める
SEO対策を行う最終的な目的は、多くの人に見てもらうことで集客や広告の効果を高めることです。趣味や自己満足のためだけであればSEO対策は必要ありません。ビジネスとしてホームページを制作したのなら、何かしらの効果を得るためには多くの人に見てもらう必要があります。集客や広告などビジネスとしてホームページの効果を発揮するためにもSEO対策は重要な作業となります。
3)SEO対策のアプローチ
コンテンツSEO
SEO対策ではコンテンツ内容がユーザーの期待に沿ったものであることが重要です。
検索エンジンはホームページのクリックされる頻度や滞在時間、ユーザーの求めている答えに合致した内容化どうかなどを評価しています。
例えば「ホームページ 作り方」で検索したのに「HTMLという言語で書きます」だけではユーザーの検索意図を満たすことはできません。ユーザーがどのような意図で検索したのか、ユーザーが満足する内容だったかどうかなど、検索エンジンはさまざまな角度から評価しています。ユーザーにとってどのような情報が掲載されているかが最も重要です。当然検索エンジンもその点を重要視しています。
内的SEO
内的SEOとはホームページの内部構造など、ホームページ自身が持つ構成要素に対するSEO対策を行うことです。内的SEOは広義の意味ではコンテンツSEO も含みます。ホームページがユーザーにとって有益であり、デザインや操作性などホームページ自身の総合的な評価に対するSEO 対策を行います。
内的SEOの例
・独自ドメインを使用している
・スマホ対応しているか
・コンテンツ内のテキスト・含んでいるキーワード
・見出しなどの構成要素
・どのようなソースコードで構成されているか
など
内的SEO を調整することでユーザーにとって使いやすく、指示を得られるホームページであることを検索エンジンにアピールすることが狙いです。
外的SEO
外的SEOはホームページの外に働きかけるSEO対策です。ホームページは内容だけではなく外部からの信頼性を知るために被リンクについて評価されます。
被リンクとは、他者のホームページから紹介されたり引用されたりすることでつながるリンクのことです。被リンクは意図的に増やすことが難しいため検索エンジンからの評価も高くなる項目です。できるだけ被リンクを得るような工夫を行い、検索エンジンからの高評価を得られるようにします。
4)基本的なSEO対策
キーワードの精査
ホームページを上位表示させるために適切なキーワードの選定を行います。検索結果で上位表示されるために検索されるキーワードに関連したコンテンツであるという評価が必要になるからです。
例えばドーナツに関するホームページなのに「ドーナツ」という言葉がほとんど使われていない場合、ドーナツに関する検索で上位表示されることは難しいでしょう。
検索エンジンは各コンテンツ内で関連するキーワードがテキスト内でどれくらいの使用頻度なのか、構成やタイトル、見出し、紹介文などもチェックしています。ユーザーが求める答えとは違うと判断されると高い評価を得ることはできません。
SEO対策ではキーワードの選定やテキストの内容、構成などの調整を行ってユーザーが満足できるコンテンツを制作していきます。
ホームページの機能調整
扱いやすい、見やすいなど、ホームページの機能に関するデザインを行います。
検索エンジンはユーザーの離脱率、滞在時間なども参考にしています。テキストが優れていてもユーザーに支持されないホームページは検索エンジンからも評価されません。操作性や表示速度、内部リンクなどコンテンツのデザインを使いやすくすることはSEO対策として大切なことです。
スマホ・タブレット対応
ホームページをスマートフォンやタブレット端末で閲覧しても正常に見やすく表示できるように設定を行います。ネット検索のメインはパソコンからスマートフォンに移行し、ユーザーのほとんどはスマートフォンで検索を行っているためです。多くの検索がスマホ・タブレットで検索され、表示や操作性が悪いと検索エンジンから使いにくいコンテンツであると判断されてしまいます。端末に対応したホームページにすることで適切な表示がしやすくなります。ホームページを多くの人に見てもらうためには閲覧する端末に適応させることも大切です。
検索エンジンへのアピール
ホームページを作ったら結果を待っているのではなく、検索エンジンにアピールする必要があります。検索エンジンはクローラーというプログラムを巡回させてホームページの質を調べています。評価を受けるにはこのクローラーにホームページの存在を知ってもらい、定期的に検索状況などを確認してもらいます。また更新頻度もチェックされているので、適宜新しい情報に更新し、活動を継続している生きたホームページであることも検索エンジンへのアピールになります。SEO対策では良質なコンテンツを作るだけではなく、SEOに対してアピールしていくことも必要です。
5)SEO対策の注意点
SEOの方針は変化する
SEOは一定ではなく変化します。Googleなどの検索エンジンはどのような基準でホームページを評価しているのか、一部を公開しています。一部というのは、全て公開してしまうと上位表示の法則だけを満たした質の悪いコンテンツが増えてしまうからです。
・検索エンジンは良質なコンテンツをユーザーに届けたい
・作る側は何とか法則を見つけ出して上位表示させたい
検索エンジンとホームページを作る側では絶えずこのやり取りが行われています。そのため検索エンジンの評価基準は変化していくので注意が必要です。一度上位表示されたからといって放置しておくといつの間にか時代遅れになることもあります。SEO対策では変化に合わせて、ホームページの内容も更新や改善を繰り返していく必要があります。
ホームページの本来の目的を忘れない
SEO対策を意識しすぎてしまい、ホームページの意義を見失わないように注意しましょう。SEO対策とは、検索エンジンで上位表示させることが目的で行います。しかし、ホームページを作った目的とは別です。検索結果で上位表示させることを優先にしすぎてしまうと、コンテンツの方向性が変わってしまうこともあります。本来の目的を忘れず、適切な範囲内のSEO対策を行うことが大切です。
6)まとめ
ホームページを上位表示させる対策として、「SEO対策」が必要です。
検索結果の順位は、検索ワードとホームページの関連性を検索エンジンが判断して決めます。当然ながら、検索結果の上位にあるホームページは多くの方に見てもらえるため、閲覧数やコンバージョン率アップが大いに期待できます。
検索エンジンに良いホームページであると認識させること、良いウェブページで構成したホームページであることが重要です。検索エンジンが何を基準に良いホームページであると判断するのか、その計算や判断基準のすべてが公開されているわけではないため、その時の傾向に合わせた対策がとても重要です。
検索順位が上位になることで必然的に人目につきやすくなるため、集客はもちろん、人気や評判を集める優秀なホームページにするためには、SEO対策が欠かせないのです。
SEO対策ではSEOの知識と経験、ホームページやネットワークの仕組み、閲覧端末の知識などが必要になります。ホームページの制作、管理に関してお困りのことがありましたら佐蔵ファクトリーへお気軽にご相談ください。