1)ホームページをスマホ対応させる目的
ホームページを多くの人に見てもらうために
ホームページをスマホ対応にする目的は、利便性の向上により多くの人に見てもらい、企業や店舗でのホームページ利用価値を高めるためです。
インターネットが普及し始めた当初の企業や店舗のホームページは、パソコン向けに作られていました。多くのホームページデザインはパソコンでの利用を前提として作られ、閲覧もパソコンが主流でした。
現在はスマートフォンやタブレットが普及した影響により、パソコンよりもタブレットやスマートフォンでホームページを閲覧されることのほうがが多くなっています。
スマホが急速に普及した今だからこそ、ホームページはスマホ対応する必要性が高まっているのです。
スマホ対応していないホームページとは
スマートフォンでもパソコン用のホームページは閲覧できます。しかし、文字が小さくページ上の操作がしづらいなどストレスを感じやすくスマホユーザーにとっては利便性に欠ける面があります。利便性に欠けたホームページとは、閲覧者やサイトアクセス数を大きく減らしてしまう要素です。
多くのホームページが存在する中で、「見づらい」「使いにくい」と感じるホームページを見てくれる人はほとんどいません。
ホームページをスマホ対応にすることによって、利用者の利便性を高めて閲覧者が増え、集客にも繋げやすくなります。
スマホ対応していないホームページの特徴
・文字や画像の大きさが画面サイズに合っていない
・クリックボタンやリンクバナーなど誤操作しやすく使いにくい
・ページ全体のデザインやバランスが悪くなっている
・全体的に情報が読み取りにくい
2)ホームページをスマホ対応にするメリット
ホームページをスマホ対応にすると多くのメリットを得ることができます。
スマートフォンの普及によって、いつでもどこでも気になったことをすぐに調べたり、情報のやり取りをしたりすることが可能になりました。多くの人がスマートフォンを持ち、大量の情報をスマートフォンから得ています。
企業や店舗のホームページをスマホ対応にすることで、より多くの人にホームページを見てもらう機会が増えます。見てくれる人が増えることでホームページを使って集客や経営の可能性を広げることができます。スマホ対応はホームページとスマートフォンの機能を通じてさまざまなメリットを得られます。
スマホに合わせたデザインになる
ホームページがスマートフォンの画面サイズに合わせたデザインになることで、ホームページが見やすくなります。スマートフォンの画面に合っていないホームページは無理やり小さい画面に合わせているので見づらく、操作も扱いにくい状態になっています。
ホームページ内には背景色、文字の大きさやフォント、バナー、クリックボタンなどさまざまな機能を持ったアイテムが張り付けられています。スマホ対応することでホームページをすっきりとデザインし、見る人、操作する人が使いやすいデザインに整えることができます。
操作しやすくなる
スマートフォンの画面サイズに合わせていないホームページ上の操作は手間取ったり誤反応などが多くなったりする場合があります。ホームページ上ではさまざまな操作を行います。画面を動かすスクロールやページを移動するボタンをクリックする、テキストボックスに文字を入力するなどの操作です。
位置や大きさがスマホの画面サイズに合っていなかったり、タッチパネルを想定していないデザインだったりすると、操作性が悪いホームページになってしまいます。操作がしづらいと閲覧者はストレスを感じてページから離脱してしまいます。
ホームページのデザインとスマートフォンの操作性が適合することで操作しやすくなり、閲覧者も快適にホームページの情報を見ることができるようになります。
アクセス数の向上
ホームページはスマホ対応にするだけでもアクセス数の向上が見込めます。スマホ対応しているホームページはスマートフォン上での検索で上位表示されやすくなるからです。
Googleなどの検索エンジンではユーザーが必要としている情報を見つけやすいように、検索されたキーワードに合わせて期待に応えられる情報を検索結果の上位に表示させる機能を持っています。
スマホ対応しているだけで上位に優先されるわけではありませんが、スマホ対応で利便性が向上すれば優位に評価されます。多くのページがスマホから検索されているのでスマホ対応にすることでアクセス数が向上する可能性は高くなります。
SNSやアプリとの連携ができる
SNSやアプリなどの連携によって集客や経営スタイル、利便性の向上などさらなる効果を広げることができます。SNSやアプリの中にはスマホの特徴を活かしたものが多く存在しています。Lineやツイッター、インスタグラムなどが例として挙げられます。
こうした他のアプリと連携することでホームページのアクセス数が大幅に伸びる可能性があります。多くの人がスマホのSNSやアプリを通じてホームページにアクセスした場合、スマホの画面でホームページを見ることになります。ホームページがスマホ対応になっていることで多くの人に見やすいホームページを閲覧してもらうことができます。
場所を選ばずHPを見てもらえる
スマホで見やすいホームページは場所を選ばずに活用する範囲を広げてくれます。スマホに対応したホームページでは自社の紹介や情報掲載だけではなく、店舗営業のアクティブな活用が可能になるからです。例えばホームページを通じたクーポンシステムや事前オーダーシステム、ダイレクトメール登録などによるホームページの活用方法があります。
ホームページがスマホに対応していることで企業や店舗もスマホでの閲覧をお客様に勧めることができます。場所を選ばずホームページを見てもらうことが可能になることで、ホームページの活用範囲を広げることができます。
3)ホームページをスマホ対応させる際の注意点とは?
スマホ対応にする費用
ホームページをスマホ対応にする場合、個人で行うのは難易度が高い作業となります。規模や内容によって異なりますが、専門業者に依頼した場合は少なくとも5万円~10万円程度の費用が必要になります。
すでに多数のページや複雑な機能をもったホームページの場合、その規模と変更に必要な手間に合わせて金額は変動します。
スマホ対応に合わせたコンテンツが必要
スマホ対応させるにはある程度スマホ画面サイズに合わせた画像などのコンテンツが必要です。スマホ画面に合わないコンテンツを表示してしまうとホームページがスマホ対応していても見づらい情報として閲覧者に嫌煙されてしまう可能性があります。
例えばパソコン画面では通常に表示される横や縦に長細い画像、パソコン画面サイズでないと伝わりにくい画像を使用している場合、スマートフォンの画面ではどのように表示されているか確認が必要です。ホームページの機能をスマホに対応させるだけではなく、スマートフォンホでも見やすく伝わりやすい内容にする必要があります。
動画など重すぎるコンテンツに注意
動画や高画質な画像などを多用する際は情報量が重くなりすぎないか注意が必要です。1つのページに表示する情報が重すぎるとスマホで表示するまでに時間がかかります。ホームページは表示されるまでの時間が3秒以上かかると閲覧されずに離脱される可能性が大幅に高くなる特徴があります。
多すぎる情報量、表示までに時間がかかってしまう場合はホームページのアクセス数にも影響するので注意しましょう。
4)まとめ
インターネット検索の主役がパソコンからスマホに移行した現代でホームページをスマホ対応にすることは利便性を高めて閲覧者を増やし、集客や経営にも効果が期待できます。
ホームページをスマホ対応することは、スマホで検索した際にホームページが見やすくなり、結果的にはホームページを見てくれる人が増えて多くの情報を広げることが可能になります。
スマホの機能や他のアプリからの影響も活用することでホームページの活用方法も広がります。企業や店舗ではスマホに対応したホームページを持っているメリットは大きなものがあります。まだスマホ対応していない場合は検討してみましょう。
ホームページ制作やスマホ対応化、運営方法などでお困りのことがあれば佐蔵ファクトリーへご相談ください。