ホームページは制作してからが勝負
多彩なカスタム投稿タイプで安価なCMSを実現します
wordpressは今や世界中で1億サイト・日本国内でも役500万サイトで使用されているオープンソースのCMSです。本来はブログを構築するためのツールとして登場したCMSですが今では世界中の技術者たちの貢献によって多彩な機能を安価で実装が可能な制作ツールとして、多くのコーポレートサイトや公共のサイトなどでも利用されています。
ホームページは制作することが目的ではなく、公開と同時に上手に運用してアクセス数を伸ばし、お問い合わせや資料請求・商品販売や会員登録を獲得していくことこそが本当の目的です。
アクセス数を伸ばすためにはコラム記事や施工実績・お客様の声などの生きたコンテンツを効率よく更新していくことが必要となりますがwordpressで制作するサイトはhtmlなどの知識がない方でもブログを更新する容量で簡単にコンテンツを更新できます。
同じ様な機能をフルスクラッチ制作で独自プログラムを構築して実装するとなると、かなりの費用がかかる上にメンテナンスもシステムを開発した制作会社でしか行えないなど不自由な面が出てしまいますが、それに比べwordpressではそのような機能を安価で実装できる上に定期的なメンテナンスも制作会社に関わらず可能となります。
便利機能を使用ながらもデザインはオリジナルで制作
wordpressはhtmlやcssを理解していない方でも簡単にホームページを制作できます。
ただしその場合、テーマと呼ばれるテンプレートを利用するため画一的なデザインやレイアウトになってしまいます。
佐蔵ファクトリーではwordpressならではの便利機能を採用しながらも制作会社ならではのオリジナルデザインを提供しています。
企業やお店のイメージに合わせつつCV(コンバージョン)を実現するためのレイアウト・導線を反映し、最適なホームページを制作いたします。
wordpressサイトの取り扱い
wordpress本体はPHPというプログラムとデータベースを連動して動作しています。
格安のレンタルサーバーでは稀にデータベースやPHPプログラムが動かない場合もありますので導入前に確認してみてください。
従来のホームページと異なり、都度都度サーバーに接続して更新ページをアップロードするのではなく、インターネット接続さえあればどのデバイスからでもログイン及び編集が可能なことも大きな特徴の一つですが、その便利さゆえにハッキングや改竄の被害も多く、その様なセキュリティ上の穴を塞ぐために随時バージョンアップがかけられています。
2022年1月現在でのwordpress最新バージョンは5.9です。
上記のPHPも同じ様にセキュリティ強化を目的としたバージョンアップがあり、さらにwordpressに基本的なデザイン機能をのせるテーマやフォームやスライドショーなどの機能を追加するためのプラグインに対してもそれぞれの制作者がバージョンアップ版を随時リリースしています。
ホームページを安全に運用するためにもこれらのバージョンを最新の状態に維持することが大切ですが、ここで一つ注意があります。
wordpressで制作したサイトでは、制作した時点での各種プログラム同士がその時点でのバージョンで噛み合って動作しているため、不用意にバージョンアップを実施してしまうとホームページが壊れてしまう可能性があります。
バージョンアップは専門知識のある方もしくは制作会社に依頼する様にしてください。
カスタム投稿とカスタム投稿フィールド
前記した通りwordpressでは、メールのやりとりができる方であればブログを書く要領でどなたでも簡単にコンテンツの更新が可能になります。その秘密はカスタム投稿タイプとカスタムフィードというプログラムによるものです。
このプログラムを使用しなくても、ブログを書く程度の更新は可能ですが、
- 施工実績
- お客様の声
- 新製品ページ
そこでその煩わしさを事前に解決し、決められた箇所に必要な情報を入力するだけでページをきれいに整えて公開してくれるのがカスタム投稿フィールドという便利機能になります。 上記のようにあらかじめ用意された各項目に対して
お問い合わせフォームに必要事項を入力するような要領で簡単に投稿が可能です。
そして投稿結果(作成されたページ)は予めデザインが設定されていますので、きれいに整った状態で公開されます。
wordpressサイトはSEOに強い
wordpressで作るホームページはSEOに強い。という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、正確に言えばその言い方は語弊があります。正しくは「wordpressで作るホームページはSEOに強い作り方が安価で実現できる」という言い方が正解ではないでしょうか。
wordpressさえ使えばSEOガイドラインやサイト構造を無視してもSEO対策ができているかというと全くそんな事はありません。
フルスクラッチでもwordpressでもSEOガイドラインやSEOに好まれるサイト構造に変わりはありません。
検索エンジンに好まれる構造で、良質な記事を量産していくためにはhtmlでのマークアップ作業やcss設計などを気にする事なく、最も重要なコンテンツ作成そのものに集中するべきです。
その作業を効率よく進めるアシスト的な設計がほぼ標準で備わっていたり、
適切なタグ設計やアクセス解析やSEO最適化項目などが容易に設定できるプラグインが無料で配布されていたり等、様々な利点がある事からいつのまにかwordpressで作るホームページはSEOに強い。と言われる様になったと推測されます。
→SEO対策に大切な要素
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ページタイトルの設定 メタディスクリプション (ページの概要説明文) |
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この二つは検索結果の一覧に表示されるため、SEO対策としては最重点項目となります。
検索順位だけなく、ユーザーはこのタイトルとメタディスクリプションに書かれている内容を読んで、自分の検索意図を満たせそうか判断した上でそのサイトに訪問します。
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見出しタグの設定・設計 |
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本で例えると目次の様な意味合いになります。
調べ事があり図書館や本屋に行き、まずは本のタイトルでおおまかなジャンルを確認してその本を手に取り、次に目次を確認して自分の知りたいことが載っていそうかどうかを判断するのと同じイメージです。
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リストタグやリンクタグ |
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もちろん、本文そのものも読みやすくなければいけません。
wordpressでは標準機能で段落タグや改行を自動で挿入してくれる他、リンクタグに必要なURL記述及び新しいタブで開くかどうかなどの設定もソースコードを入力せずに感覚的に設定できたり、使用するテーマ次第では、箇条書きに便利なul/olタグにあらかじめ装飾がしてあったり等、肝心のコンテンツ(文章)を作成することに集中できる様な設計が施されています。
wordpressサイトのセキュリティ
wordpressは世界中で多くのホームページに使用されており、それ故にハッキングや改ざんの被害報告も多く寄せられています。
ウェブサイトを安心・安全に運用するためにはセキュリティを強化しておく必要があります。
以下に代表的なセキュリティ項目をご紹介いたします。
ーサーバー上でのセキュリティ
- 国外IPアクセス制限設定
- XSS (クロスサイトスクリプティング)対策
- SQL (SQLインジェクション)対策
- ファイル (ファイル不正アクセス)対策
- メール (メールの不正送信)対策
- コマンド (コマンドアクセス/実行)対策
- PHP (PHP関数の脆弱性)対策
- サーバー内全領域のバックアップ
- SSL暗号化通信対応(必須)
- エラーログの取得
ーwordpressのセキュリティ対応
- wordpressバージョン最新化
- テーマ及びプラグイン各種の最新化
- 不正ログイン対応
- パスワードの複雑化
- ログインIDの非表示(?author=1への対策)
- ログインページ変更
- コメント機能停止またはスパム対策
- バックアップの定期取得
- 操作ログの取得