失敗しないweb広告
自社内でリスティング広告やfacebook広告(インスタ広告)などを出稿する際や、代理店などを利用しての広告運用代行を依頼したときも、成果が出ないほとんどの理由は「広告をクリックされた先」に問題があります。
結論から言うとウェブ広告が失敗する最大の原因は、広告をクリックした後で
「いきなり商品・サービスを売ろうとしてるから」です。
いきなり売ろうとしてるから
広告を打つ目的は商品・サービスを販売するためですが、ちょっと考えて見てください。
もし自分なら、
強烈なキャッチコピーや気になるバナー広告があったので、ついついそれをクリックして。
〇〇商品、定価100万円のところ今なら半額の50万円!
なるほど!良さそうだ!で、あなたはいきなり買いますか?
たとえそれが、前々から欲しかった商品やサービスだったとしても
いきなり購入しますか?一旦スマホを閉じてちょっと検討しませんか?
そこにウェブ広告を失敗する答えがあります。
つまり、どんなに欲しくても、どんなに好条件でも
人は「いきなりは買わない」ということを覚えておいてください。
顧客教育という考え方
なぜいきなりは買わないのか?それは単純に「不安だから」です。
何が不安なのか深掘ると要因はたくさん出てきますが、具体的には
・本当に買う必要があるかわからない
・本当に自分にこの商品が最適なのかわからない
・本当にここで購入するのが一番得なのかわからない
他にもまだまだ出ると思いますが、大きな要因はそんな感じです。
あなたも同じ心境になると思います。
まずはそれを克服しなければ購入というフェーズに至りません。
そのために、
・本当に買う必要がありますよ
・本当にあなたにこの商品が最適ですよ
・本当にうちから購入するのが一番得ですよ
ということを、ある程度の時間をかけて伝える(教える)必要があります・。
これが顧客を教育するという考え方です。
どうやって顧客を教育するのか
具体的な手段はいくつかありますが、代表的なものとしては
■無料セミナーへの誘導→セミナーで教育
■LINE友だち登録→LINEステップで教育
■アンケートフォーム→アンケートをとりながら教育
中でも2023年6月現在は「LINE友達」が最も強力です。
今までのLINE@とは異なり、顧客教育のためのさまざまな仕掛けを施せるLINEステップが
最強の顧客教育ツールです。(興味ある方はお問い合わせください)
セミナーの場合、基本的に何度もお会いすることが難しく、1回のセミナーでクロージングまで持っていくためにはそれなりの技術・トーク力が必要ですが、LINEステップの場合は、顧客の状況・思考・温度感などに合わせて、あらかじめ設定してあるメッセージへと誘導しながら、お役立ちコラムや動画コンテンツなど様々な教育ツールへと誘導していくことが可能です。
あなたからのお役立ち情報や最新情報などを定期的に受け取ることで
心理学的なザイオン巣効果が生まれ、次第に信頼度も高まっていき
「この人からなら買っても問題なさそうだな」となる仕組みです。
アンケートフォームとは、住所や性別などを聞くような一般的なフォームではなく、
「現在の住まいに何か不満はありますか?」→YESorNO
「YESと答えた方は具体的にどこですか?」→お風呂orトイレorキッチンorリビングorその他
「お風呂と答えた方は具体的にどのような事にお困りですか?」
のように、ある程度の分かれ道を用意しながらいくつくかの質問を重ね、
最終的に「診断結果を見る」というボタンを設置して、最終的に商品の紹介や、来店を促すようなメッセージ、もしくはレジュメなどをお渡しするようなイメージです。
具体的な方法は商品サービスの内容やターゲットに応じて無限に出てきますが
最も大事なことはとにかく「いきなり売ろうとしない」ということです。
正しいweb広告の導線設計
顧客を教育するために
■無料セミナーへの誘導
■LINE友だち登録
■アンケートフォーム
への誘導を挙げましたが、これも広告をクリックしたらいきなりこのセッションへ進むのではなく
必ずクッションを挟んでください。具体的には広告をクリックしたあと、
■無料セミナーへの誘導
■LINE友だち登録
■アンケートフォーム
へと進んでもらうためのLP(ランディングページ)を用意しましょう。
弊社のような制作会社に依頼せずともLP自体は文章が主体であるべきなので
→ペライチ
→Jimdo(ジンドゥー)
→HubSpot(ハブスポット)
などの無料サービスを利用して作ったもので全く問題ありません。
LPを作るときに大切なことは、先にも述べたように
ここでも「いきなり売ろうとせず」
あくまでも次のステップへと進んでもらうための導線を設計することです。
失敗しないweb広告のまとめ
いかがでしたでしょうか。
とにかく現在「いきなり売ろう」としているweb広告で溢れかえっています。
かなり多くの方が結果を急ぎすぎて結局多くを取りこぼしている状態です。
急がば回れ。
ここまでできるだけわかりやすく解説したつもりですが
「なんとなく理屈はわかったけど、ちょっと自分ではできなそうだな」
という方は、佐蔵ファクトリーにご相談ください。