野立て看板の効果を高める秘策
ネット広告が主流になりつつある現代で、意外と穴場になっている「野立て看板」
正しく利用することでその効果は絶大です。
新聞折込広告やポスティング広告に比べて即効性こそないものの、接触回数が多いことでザイオンス効果が期待でき、自動的に信頼感を獲得できる強力なアイテムです。
SEO不要の戦略
野立て看板の話でなぜSEO対策というワードが出てくるのか。
実は、これこそ野立て看板の最も効果的な使い方で、
あえて独自性の高い独特なキーワードを打ち出し、看板に
「詳しくは〇〇◯で検索」
と大きく入れましょう。
「ホームページ制作 埼玉」
「パンフレット作成 東京」
など、一般的にSEO対策したいキーワードの場合、強豪の多さと強さに圧倒されてしまいますが
あえて変なネーミングや「え?」となるようなネーミングで、例えば
「君と僕をつなくウェブ 検索」
のようなちょっと違和感があるけど覚えていられるフレーズを野立て看板に入れることで
SEO対策が不要な流入ルートを確保できるうえ、
専用の入口を通常のHPの中に特設ページとして用意すれば
「どれくらいの人が野立て看板を見てHPに来たのか」を計測することも可能です。
費用対効果を算出しづらい野立て看板の反響率を測る大きな要素になります。
合わせ技こそが最強
野立て看板はほんの一瞬しか見てもらえないアイテムなので、いろいろなことを書いても意味がありません。単純に2秒以内で認識できるレベルで掲載内容をまとめてください。
もうホームページなんていらない。
「君と僕をつなくウェブ 検索」
のようなイメージで、
え?どういうこと?となるようなメッセージとSEO対策不要の特殊キーワードで検索を促す。
その程度で十分ですがさらに効果を高めるには
社長本人の顔写真も大きく載せると更に効果的です。
なぜなら人は誰かに見られると無意識に見返す修正があるからです。
素材写真やモデルさんの写真は、綺麗すぎるゆえに景色になってしまうため
いかにも普通の人がこっちを見てる。となることで効果を最大限に発揮します。
チラシとの合わせ技
これは少し予算がかかる施策ですが、できればかなり効果的です。
「詳しくは来月1日の折込チラシで!」
という具合に、チラシを見てもらうことを野立て看板で促すというものです。
この手法はジャパネットたかたが実際にテレビCMで
「詳しくは明日のチラシで!」
と言っているのを聞いたことはないでしょうか?
野立て看板に「明日のチラシで!」と書いてしまったら、365日毎日チラシを撒き続ける事になるので、ちょっとだけ工夫をして「来月1日の折込チラシ」としています。
ただし、この場合は必ず毎月1日にチラシを配布してくださいね💦
仮に、もともとうちは毎月1回チラシを配布してる。というような方がいたら是非試してみてください。必ずチラシの反響率が上がるはずです。
(ジャパネットたかたが大金をかけて、これの効果を実証してくれているので)
看板同士のストーリーも有効
これは数台の野立て看板を設置することが前提ですが、
分かりやすくいうと、経路案内。
「次の信号を右」
「次の信号を左」
「このまままっすぐ2キロ」
というように、店舗までの誘導を担う看板のように
道案内ではなく、ストーリーや読み物を連続していくという形です。
看板のたびにスタッフを紹介したり、キャラクターが話しかけてきたり。
簡単なクエスチョンなども有効です。
「・・・はなあに?答えは次の看板でね♪」
といった具合です。
通常の野立て看板は「一方的に独り言を喋っている状態」ですが、
連続する看板にストーリーを持たせることで「会話をしているような感覚」になり
屋号や商品・サービス名を認識されやすくなります。
同時に、親近感や信頼感も高める作用もあります。
次のアクションに繋げることが大事
パッと見てすぐに忘れ去られてしまう野立て看板だからこそ
続きはウェブで
詳しくはチラシで
この続きは次の看板で
というように、1回だけのチラ見で終わらせないことが重要です。
1日に3回、あなたの会社名・屋号・商品サービス名に触れるだけで、
自然と頭に焼き付いて、いざチラシを目にした時
「あ!この会社知ってる」
となるので、その後のクロージング・販売のハードルを下げることができます。